学会・展示会・講演会情報
2024/02/01
【イベント報告】第3回 ベリタスサイエンストーク「免疫抑制細胞MDSCの新規マーカーとがん免疫療法との関係」
実施日程:2023.02.17
本イベントは終了いたしました。
2023年2月17日(金)、第3回ベリタスサイエンストークに開催いたしました。
東洋大学の岩澤 卓弥先生より、MDSC(myeloid-derived suppressor cell:骨髄由来免疫抑制細胞)や、そのがん免疫療法との関わりについてご理解を深めていただける内容となっています。
【演者募集中】
弊社ではベリタスサイエンストークでお話しいただける研究者の先生を随時募集しております。
幅広い分野で情報発信していきたいと考えておりますので、「お問い合わせフォーム」からお気軽にご連絡ください。
イベント概要
- タイトル
- 第3回 ベリタスサイエンストーク
「免疫抑制細胞MDSCの新規マーカーとがん免疫療法との関係」 - 日時
- 2023年2月17日(金) 17:30 – 18:30
- 利用システム
- Zoomウェビナー(オンラインセミナー)※事前登録が必要です。
- 講師
- 岩澤 卓弥 先生(東洋大学 生体医工学研究センター)
- 対象
- がん免疫に興味のある方(学生、ポスドク、企業の方もウェルカムです)
- 概要
- がん微小環境では、さまざまな免疫抑制機構が増強されていることで私たちの体に備わっている抗がん免疫系の機能が十分に発揮されていません。この免疫抑制を引き起こす細胞として近年注目されているのがMDSC(Myeloid-Derived Suppressor cell)と呼ばれる未成熟な細胞集団です。MDSCは、がん患者で増加していること、がんの増悪化を促進することから診断・治療標的となりうる可能性を秘めていますが、分化メカニズムや決定的な細胞表面マーカーが定義されておらず、まだまだ謎の多い細胞集団です。本トークイベントでは、胃がん患者で見られたMDSCの特徴と機能について最新の結果をお話しします。
- プログラム
- ・イントロダクション(5分)
・岩澤先生によるサイエンストーク(40分)
・質疑応答(15分)