MassARRAY System Chimeric ID Panel CPM
Agena Bioscience社の商品は2024年3月末日をもって取扱を終了いたしました。
- 研究用
MassARRAY® Systemは、エンドポイントPCRと、MALDI-TOFベースの質量分析技術を利用した、遺伝子解析プラットフォームです。 高度なマルチプレックス反応により、DNAの変異やメチル化を迅速に、高精度に、高い費用対効果で検出することが可能です。 材料が限られている場合の標的遺伝子検査に優れたソリューションを提供します。
本パネルではキメリズム検査に有用な92のSNPを解析します。有益なデータが得られたSNPの解析結果から、ドナーと患者サンプルのアレル頻度を検出し、キメリズム割合を決定します。
※本製品はMassARRAY Analyzer 4 CPM専用です。Nanodispenser RS1000では使用できません。
製品の特長
本製品はiPLEX Pro Chemistryを用い、キメリズム決定に関連する遺伝子の変異を検出できる解析パネルです。
<iPLEX Pro Chemistryについて>
①PCRで変異箇所を含む領域を増幅後、②一塩基伸長反応を行います。③MassARRAY Analyzer 4による解析で、各増幅産物に由来するシグナルを検出します。
実際の実験ステップについては英語マニュアルを参照してください。
<解析する遺伝子変異について>
HapMap集団(ASW, CEU, CHB, GIH, JPN, MEX)においてマイナーアレル頻度(MAF)が45-55%かつ、連鎖不平衡が存在しない92 SNPsをパネルに利用しています。有益なデータが得られたSNP(平均57 SNPs)の解析結果からドナーと患者サンプルのアレル頻度を検出し、キメリズム割合を決定します。
<本製品の構成について>
本製品には以下の試薬が含まれます。
- パネル用のPCRプライマーおよび試薬
- SAP試薬
- 一塩基伸長用プライマーおよび試薬
- その他解析試薬
- SpectroCHIP(96ウェルフォーマット、384ウェルフォーマットのいずれか)
※Clean Resinは含まれておりません。別途ご購入ください。(製品コード:AGN-8040/8060)
Agena社製以外の消耗品や機器の推奨品に関してはこちらを参照してください。
<レポート出力例>