AnteoTech AnteoBind AnteoBind Sub-Micron
- 研究用
「AnteoBind」は抗体や抗原を効率よくビーズ表面に結合させる新しい分子接着剤です。
AnteoBind Sub-Micronは粒径0.5µm-1µm以上のビーズへのタンパク質結合に適した試薬です。
製品の特長
- AnteoBindは金属イオンを主体とする試薬です。
- カルボキシル基などの負電荷の修飾を持つ担体表面にAnteoBindによる処理を行うことで正電荷の層を作ります。この正電荷の層が、結合させたいタンパク質のカルボキシル基と配位結合を形成します。
- 配位結合が複数形成されることで、共有結合レベルの強度を持ちます。
- 共有結合は、タンパク質のアミノ基を利用した方法が広く用いられていますが、AnteoBindはタンパク質のカルボキシル基を利用するため、共有結合では良い結果が得られなかったタンパク質でも、良い結果が得られる可能性があります。
- また従来法の共有結合の試薬よりも安定性に優れており、作業ごとの結果のばらつきの減少が期待できます。