One Lambda LABScreen LABScreen Autoantibody Group 2
- 研究用
自己抗体をテストすることの重要性が研究により示唆されています。One Lambdaでは、シングル抗原ビーズのテクノロジーでバイオマーカー抗体の範囲を検出する複数のソリューションを提供しています。抗体検出の範囲を拡張することで、いままでわからなかった原因がわかる可能性があります。
LABScreen Autoantibody Group 2ではLG3抗体を検出することができます。
製品の特長
原理
- 精製HLA抗原をコーティングした蛍光マイクロビーズ(以下Luminexビーズ)と血清を反応させ、ビーズに結合したnon-HLA抗体を二次抗体で蛍光標識
- 専用の解析ソフトウェアHLA Fusion Researchを用いて、得られた蛍光強度の強さを輸血歴・移植歴のない男性の血清と比較することでnon-HLA抗体の有無を測定
特長
- 操作が簡便
- LABScreenの他のキットと同様の操作
- 1種類のnon-HLA抗体をターゲット
- 専用ソフトウェア「HLA Fusion Research」で解析(製品購入時に配布可能)
- 125検体の輸血歴・移植歴のない男性血清と比較し、non-HLA抗体の有無を解析
検出対象となるnon-HLA抗体
Antigen ID | Protein | 関連臓器 |
LG3 | Basement membranespecific heparan sulfate proteoglycan core protein (aka perlecan) | 腎臓・心臓 |
操作手順
- 5 μLのLABScreen Autoantibody beadsと20 μLの血清を混和
- 室温暗所で30分間インキュベート
- 3回洗浄
- PE標識二次抗体を添加し、室温暗所で30分間インキュベート
- 2回洗浄
- LABScanシステム/LABScan3Dシステムによる測定
LABScreen Autoantibody データ解析例 - 陽性および陰性反応の定義
対照バックグラウンド値(Reference Background Values)は、125検体の輸血および移植歴のない男性血清のスクリーニングデータを基に決定されています。
それぞれのReference Background Values値は、LABScreen Autoantibodyのワークシートに記載されており、陰性率が集団の75%(左)、85%(中央)、および95%(右)がHLA Fusion Research上で容易に表示されるようになっています。
LABScreen Autoantibodyの最新ロット情報は、One Lambdaのウェブサイトで確認いただけます。
LABScreen Autoantibody 製品情報(One Lambda)