STEMCELL Technologies STEMdiff mTeSR PLUS cGMP-QC special package
- 研究用
mTeSR PLUS cGMP-QC special package(ST-100-0276-TRI)は、STEMdiff™ Trilineage Differentiation KitとmTeSR™Plus cGMPを一括で購入いただけるセット品です。
STEMdiff™ Trilineage Differentiation Kit(ST-05230)は、新規または確立済みのヒトES/iPS細胞株が3つの胚葉(外胚葉、中胚葉、内胚葉)に分化する能力について、機能面から検証する簡易な培養アッセイを行うためのキットです。各胚葉について並行してin vitroで分化誘導するための、専用の完全培地および単層培養プロトコールが含まれており、1週間以内で再現性良く明確に3胚葉分化能を検証できます。STEMdiff™ Trilineage Differentiation Kitはエンドポイントアッセイを目的としており、下流の分化やその他の用途向けの細胞の作製には最適化されていません。
製品の特長
STEMdiff™ Trilineage Differentiation Kitをもちいて、hPSCの3胚葉分化能を評価する機能アッセイができます
- 複数の多能性幹細胞株で、再現性高く分化することを確認済みです
- 各胚葉別に分化させるため、結果の解釈が容易です ※
- 組成が明確(Defined)な完全培地です
- 1週間で完了する、標準化されたプロトコールです
- 分化後は様々なアッセイ(フローサイトメトリー、免疫染色、遺伝子解析)に使用可能です
※ 3胚葉を同時に分化させるEB法では、細胞株によって分化しやすい胚葉が優先的に分化してしまい、結果の解釈が難しくなることがあります(参考データ 本ページ下部の「3胚葉分化の確認(EB法との結果比較)」)。
国内ユーザー様の声
従来もちいていたEB法に比べ、2D培養なので維持しやすいです。簡便で低コストな分化能評価法として今後も利用したいです。
(化学メーカー・I様)
EB法に比べ、EBを作らせる等の手間がかからないので使い易く便利だと感じました。
(K大学工学部・I様)
ヒトiPS細胞培養をスタートさせたばかりで分化能評価も初めて行いましたが、スムーズに使用できました。簡便で便利だと思いました。
(A研究所・K様)
3胚葉分化のワークフロー
各胚葉につき、24ウェルプレート1枚分の培養が可能です。mTeSR1で維持培養されたヒトES/iPS細胞に最適化されています。