STEMCELL Technologies 抗ビオチン抗体
- 研究用
STEMCELL Technologies社製の培地や細胞分離製品に対する性能を確認済の抗体です。EasySep™で分離した細胞のFCM評価等について、予備検討せずにご利用いただけます。
Anti-Biotin Antibody, Clone C6D5.1.1は、すべての生細胞に存在し、細胞増殖とクエン酸サイクルに不可欠な244.3 Daの分子であるビオチン (ビタミンH、ビタミンB7、コエンザイムR) と反応します。ビオチンは一般的にタンパク質や他の分子に結合させて用いられ、多くのアプリケーションにおいて生物学的活性を変えません。
アビジンとストレプトアビジンはどちらも、ビオチンと 1:4 の比率で強力な非共有結合を形成し、ビオチン化分子を効率的に架橋します。ただし、アビジンとストレプトアビジンの両方が非特異的結合を示しうるため、特定のアプリケーションでは問題となる可能性があります。免疫グロブリンなどのビオチン化分子の架橋は、クローン C6D5.1.1 などの抗ビオチン抗体を使用して行うこともできます。このアプローチは、ストレプトアビジンに関連する非特異的結合の問題を解消する場合や、必要な架橋度が低い場合に適していることがあります。
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