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STEMCELL Technologies StemSpan StemSpan B Cell Generation Kit

  • 研究用
  • 新製品

StemSpan™ B Cell Generation Kit(ST-100-1250)は、臍帯血由来CD34+造血幹細胞および前駆細胞(hematopoietic stem and progenitor cell; HSPC)から、B細胞および抗体分泌細胞(antibody-secreting cell; ASC)を再現性よく作製するキットです。血清・フィーダー不使用の、3つの最適化されたステップから成るプロトコルによって、ばらつきを抑え、B細胞およびIgM ASCの高い頻度と収量を促進します。

本キット中のStemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 1 (20X)には、臍帯血から分離されたCD34+細胞の増殖とBリンパ球前駆細胞への分化を選択的に促進する、組換えサイトカインとその他の添加剤の組み合わせが含まれています。続いて使用するStemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 2 (20X)は、Bリンパ球前駆細胞からB細胞前駆体へと分化させる追加刺激を与えます。最後に、StemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 3 (20X)とStemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 4 (20X)を併用して、B細胞前駆体をB細胞とASCに選択的に分化させます。

本品はStemSpan™ Serum-Free Expansion Medium II (SFEM II)と組み合わせて使用するよう作られています。
また、構成品はすべて単品で購入可能です。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

StemSpan™ B Cell Generation Kitで、ヒトCD34陽性細胞をB細胞および抗体分泌細胞に分化

  • CD34+造血幹細胞および前駆細胞から、CD19+ B細胞および抗体分泌細胞を高収量・高頻度で取得
  • 抗体分泌能をもつ機能性のB細胞を取得
  • 血清、フィーダー細胞、コーティング材不使用の、一貫性のあるB細胞作製

B細胞作製のプロトコル概要

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臍帯血由来のCD34+ 造血幹細胞をStemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 1(#ST-100-1251)を添加したStemSpan™ SFEM II培地(#ST-09605)で14日間培養した後、StemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 2(#ST-100-1252)を添加したStemSpan™ SFEM II培地でさらに14日間培養します。培養3~4日後に培地を補充し、その後は3~4日ごとに半量の培地を交換します。培養開始から28日目に細胞を回収し、StemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 3(#ST-100-1253)を添加した StemSpan™ SFEM II培地に再播種し、3日後にStemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 4(#ST-100-1254)を添加したStemSpan™ SFEM II培地を加えてさらにB細胞へ分化させます。

35日間の培養後に得られた抗体分泌B細胞

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培養開始から35日目のB細胞が産生した免疫グロブリン分泌細胞の活性を、ELISpotアッセイで測定しました。
(A) Dual ELISpotアッセイ(CTL ImmunoSpot®、IgM/IgおよびIgA/IgE)によるIgM(赤)およびIgG(青)抗体、またはIgA(赤)およびIgE(青)抗体分泌B細胞の検出の画像です。StemSpan™ B Cell Differentiation Supplement 3および4を添加したStemSpan™ SFEM II培地で培養後35日目の細胞を1ウェルあたり10,000個使用しました(陰性コントロール(左)はStemSpan™ B Cell Differentiation Supplements 3, 4無添加のStemSpan™ SFEM II培地で比較)。なお、IgE 抗体分泌細胞は検出されませんでした。
(B)抗体分泌細胞の頻度と収量を示したものです。培養35日目で細胞10,000個あたり平均610±67個、5±1個、317±47個の細胞がIgM、IgG、IgA抗体を分泌し、その収量はそれぞれCD34+細胞1個あたり16.2±2.4個、0.1±0.04個、5.2±1.7個でした。グラフは平均値と標準誤差(n = 8 - 33)を示しています。

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