FAQ
- タンパク・遺伝子発現解析
- Dynabeads Antibody Coupling kitに含まれるビーズとDynabeads Tosylactivatedとの違いはありますか?
-
Dynabeads Antibody Coupling kitには、親水性表面を有するビーズにエポキシ基が結合したDynabeads M-270 Epoxyビーズが含まれています。
Dynabeads M-270 Epoxyの特徴は、中性pH域、広い温度範囲において抗体と結合を形成します。
4℃でも抗体と結合できるため、温度不安定抗体も結合可能です。
また、中性pHにおいてタンパク質の非特異結合が少ないというメリットがあります。このビーズと抗体の複合体はタンパク複合体の精製等に適しています。
一方、Dynabeads M-280 Tosylactivatedは、疎水性表面を有するビーズにトシル基が結合しています。
中-高pH域、37度において効率よく結合を形成し、結合した抗体の配向性が良い、結合容量が大きい等の特徴があります。