FAQ
- タンパク・遺伝子発現解析
- Dynabeads Co-Immunoprecipitation Kitを使用して、組織からの共免疫沈降を行いたいと考えております。液体窒素で凍結した組織を使用しても良いでしょうか?
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はい、大量の培養細胞や組織をサンプルとして用いる場合や不安定なタンパク質複合体の分離を行う場合には、細胞全体を液体窒素で超冷凍しながら破砕することをおすすめしています。これは、破砕プロセスにおいて、不安定なタンパク質複合体が壊れるのを防ぐためです。破砕したサンプルは、そのまま液体窒素で凍結させて保存可能です。界面活性剤を用いたライセートは、共免疫沈降を行う直前に半解凍状態でスタートします。
これらのステップをCryolysisと呼びます。Cryolysisの詳細なプロトコルは製品添付のマニュアルをご覧ください。