FAQ
- 用途別細胞培養
- ALDEFLUORで分離した幹細胞でGFPの発現を解析したいのですが、ALDEFLUORの蛍光による干渉は有りますか?
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通常ALDEFLUORアッセイの蛍光は細胞外に排出される傾向にありますが、それをALDEFLUOR専用のバッファーと低温で抑えています。従って、バッファーの置換を行い、温度を上昇させることで蛍光の排出を促すことが可能です。ALDEFLUORの蛍光を完全排出させるには、以下の2通りの方法をおすすめしています。
・細胞を液体完全培地中で37℃、24時間インキュベートする。
・細胞を液体完全培地中で37℃、2.5時間インキュベートした後、大量の新しい培地で1回洗う。新しい培地に懸濁し、37℃、1時間さらにインキュベートする。細胞の一部を取り、蛍光が消えているかどうか確認する。もし蛍光が消えていたら、念のため大量の新しい培地で2回洗う。まだ蛍光が残っていたら、インキュベート時間を延長する。