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FAQ

  • 用途別細胞培養

  • ALDEFLUORは、非造血組織または他の種(ヒト以外)の幹細胞の同定に使用可能ですか?
  • ALDEFLUORは、ヒトの細胞を使い最適化されており、他の種由来の細胞についての性能は評価を行っておりません。STEMCELL Technologies社の提供するプロトコルは、ヒト血液からALDHbr細胞の同定の為に最適化されています。

    しかしながら、ALDEFLUORが認識するものとして以下のような報告があります:

    • マウス骨髄におけるPrimitiveな造血前駆細胞(Armstrong et al. Stem Cells 22: 1142-1151, 2004; Juopperi et al. Exp Hematol 35: 335-341, 2007)
    • 胎生ラットにおける多能性神経細胞 (Cai et al. J Neurochem 88: 212-226, 2004)
    • マウス脳および脊椎からの神経幹細胞 (Corti et al. Stem Cells 24: 975-985, 2006 Corti et al. Hum Mol Genet 15: 167-187, 2006 Louis et al. Society for Neuroscience 2005)
    • 内皮および間葉系前駆細胞 (Gentry et al. Cytotherapy 9: 259-274, 2007)
    • 正常および悪性乳腺前駆細胞 (Ginestier et al. Cell Stem Cell 1: 555-567, 2007)
    • 被嚢類Botryllus由来の幹細胞(Laird et al. Cell 123: 1351-1360, 2005)
    • ALDEFLUORによるアッセイを行う前に、サンプルから幹細胞を濃縮することによって不均一な細胞懸濁液からのALDHbr細胞の同定及び単離を容易にすることが可能です。Lineage-specificマーカーに対する抗体のカクテルで成熟細胞を除去することによって幹細胞を濃縮することをお勧めします。
      マウス骨髄からの幹細胞の濃縮用カクテルはArmstrongらによって報告されています(Stem Cells 22: 1142-1151, 2004)。
      また、臍帯血幹細胞濃縮用カクテルは、Hessらによって報告されています(Blood 104:1648-1655, 2004)。
    • 株化細胞からのALDHbr細胞と血液からのALDHbr細胞とでは、側方散乱光および緑色蛍光におけるプロファイルが異なります。株化細胞からのALDHbr細胞は、しばしば、血液のALDHbr細胞と比較して側方散乱光がより高く不均一なプロファイルを示し、緑色蛍光については広く不明瞭なプロファイルを示すことがあります。
      株化細胞で試験されるときは、ALDHbr細胞を緑色蛍光でゲーティングする前に、Propidium Iodideのような生細胞マーカーを使い死細胞除去する方法が有効です。加えて、サンプルを希釈し、高いADLH活性を持つことが知られている株化細胞と混ぜることも有効です(Moreb et al. Cytometry B Clin Cytom 72: 281-289, 2007 Storms et al. Proc Natl Acad Sci USA 96: 9118-9123, 1999)。

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