Thermo Fisher(Dynabeads) Dynabeads Dynabeads MyOne Streptavidin T1
- 研究用
トシル基活性化ビーズをベースに作られた、疎水性表面を持つ粒径1 μmの超常磁性高分子ポリマービーズで、組み換えストレプトアビジンが共有結合しています。ビオチン標識された核酸や抗体などの、ビオチン化リガンドの分離および処理に使用します。
製品の特長
Dynabeads MyOne Streptavidin T1で、ビオチン標識されたリガンドを分離
- 性能 — 高い感度と再現性で、一貫性のある結果を確保
- 効率 — 迅速な結合速度と高い結合能
- 柔軟 — 穏やかで効率的な液相反応に基づく柔軟なプロトコル
- 自動化 — Kingfisher Purification Systemで自動化できるハイスループット適合性
粒径1 μmの極めて均一なビーズで、サイズ分布はCV <5%です。分散性に優れ、NGS (次世代シーケンシング) のサンプル調製や自動化に適しています。
濃度:10 mg/mL (7 - 12 x 109 beads/mL)
バッファー組成:PBS, pH 7.4 / 0.1% BSA /0.02% NaN3
ビーズ1 mg当たりの結合能
結合能は、分子のサイズやビオチン化の方法によって変わります。また、立体的要素やビーズと分子および分子同士の電荷相互作用にも依存します。ビーズ表面に固定されたストレプトアビジン分子にはビオチン結合部位が2~3か所あることから、通常はビーズ1 mg当たり以下の結合量が想定されます。
- 950–1,500 pmol 遊離ビオチン
- 約20 μg ビオチン化 IgG
- 約400 pmol ビオチン化 ペプチド
- 約20 μg ビオチン化 dsDNA
- 約400 pmol ビオチン化 ss-オリゴヌクレオチド