Svar Life Science WIESLAB Complement system MBL Pathway
- 研究用
MBL経路(レクチン経路)による補体活性化機能を測定できるELISAキットです。
製品の特長
補体は、慢性疾患、自己免疫疾患、感染症において重要な役割を果たします。補体の活性化には古典的経路、代替経路、およびMBL経路の3つの経路があります。補体活性が損なわれると、ヒトは重度の感染症にかかりやすくなり、自己免疫疾患を発症する可能性があります。適切ではない補体の活性化は、慢性炎症および組織損傷の原因となります。
Wieslab® Complement system MBL Pathwayの原理と概要
Wieslab®補体アッセイは、補体活性化の溶血アッセイの原理と、補体活性化の結果として産生される新抗原に特異的な標識抗体の使用を組み合わせたものです。生成される新抗原の量は、補体経路の機能的活性に比例します。
MBL Pathway kitでは、マイクロタイターストリップのウェルがMBL経路の特定の活性化剤でコーティングされています。対象の血清は、MBL経路のみが活性化されるように、特定のブロッカーを含む希釈液で希釈されます。希釈された血清をウェル内でインキュベートする間、補体は特定のコーティングによって活性化されます。
次にウェルを洗浄し、膜侵襲複合体(membrane-attack complex, MAC)形成中に発現した新抗原に対する特異的なアルカリホスファターゼ標識抗体でC5b-9を検出します。
洗浄ステップの後、アルカリホスファターゼの基質を含む溶液でインキュベーションすることにより、特異的抗体の検出結果が得られます。この補体活性化の量は色の強さと相関し、吸光度(光学密度(OD))で測定されます。
- 結果出力: 定性的、準定量的
- アッセイ時間: 2時間
- 検出系: 405 nmでALP/pNPPを読み取り
注意事項
- 本製品に含まれるネガティブ・ポジティブコントロール用ヒト血清は HIV 1/2,HCV および HBV 表面抗原に対する抗体が陰性であることを確認していますが、取り扱いには十分にご注意下さい。
- 本製品は研究用です。臨床用途には使用できません
- 本製品に含まれる試薬は洗浄液とコントロール以外、すぐに使用可能な状態です。ポジティブコントロールは –20℃で、それ以外の試薬は2-8℃で保管してください。
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