• 研究用

Dispase
非極性アミノ酸残基のＮ末端ペプチド結合を切断する中性アミノエンドプロテアーゼ、ディスパーゼです。穏やかなタンパク質分解活性を有しているため、特に初代細胞の単離と継代に有用です。また、細胞膜の完全性を保持できます。

Dispase, Animal Component-Free (ACF)
動物由来材料を含まない培養物から得られた、動物性成分フリーのディスパーゼです。

ディスパーゼは一般的に、コラゲナーゼなど他のプロテアーゼと共に、神経組織（Dietrich et al.）、腎臓（Presnell et al.）、上皮組織（Smoot et al.）、内皮組織（Müller et al.）、肺（Barkauskas et al.）、結腸（Roig et al.）、幹細胞（Thomson et al.; Salmon et al.）の細胞分離および組織解離に使用されます。
トリプシンと異なり、活性は血清により阻害されず、EDTAおよびEGTAで阻害されます。

コラゲナーゼなどその他の酵素：細胞分離関連試薬