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STEMCELL Technologies STEMdiff STEMdiff T Cell Kit

  • 研究用

T細胞は適応免疫システムの一部として抗原特異的T細胞受容体(TCR)を介して広範囲の標的を認識し、サイトカイン分泌や細胞殺傷などのエフェクター機能を発揮します。これまで、T細胞はプライマリーの細胞から分離されたものが多く使用されてきました。この一つの理由は、iPS細胞から分化誘導する際にCD34陽性造血前駆細胞の誘導効率が低く、安定的にT細胞まで誘導できなかったことがあります。この課題を克服するためSTEMCELL Technologies社では、シングルセルによる誘導ではなく均一な胚様体(EB; Embryoid Body)を形成させること、また得意分野の細胞分離技術を取り入れることで高効率の誘導に成功しました。ヒト多能性幹細胞(iPS細胞)からの培養系では免疫細胞を大量に供給することが可能となり、プライマリーの細胞と比べて個体間差も抑えることができます。

STEMdiff™ T Cell Kit(ST-100-0194)には、ヒト多能性幹細胞をフィーダーフリー条件でT細胞に分化させるための無血清培地とサプリメントが含まれます。STEMdiff™ Hematopoietic - EB 試薬類は動物性成分フリーの組成で、リンパ系分化能のために最適化されています。これらによって初めにCD34陽性造血前駆細胞を作製し、続いてStemSpan™ 試薬類によってT細胞へと分化します。本品は分化したT細胞をロット間差を抑えて大量に供給できるだけでなく、CAR-T療法や疾患由来iPS細胞からの再分化、薬剤スクリーニングなど幅広い分野での応用に適しています。

*本品はStemSpan™ T Cell Generation Kit(ST-09605)とは互換性がありません。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

STEMdiff™ T Cell Kitをもちいて、hPSCからT細胞へ分化できます

  • 均一性 AggreWell™を使用して均一なEBを形成することでばらつきを低減します
  • 安定的 無血清、フィーダーフリーのため、血清やフィーダー細胞による変動要素を排除できます
  • 高収量 iPS細胞由来CD34+ 細胞1個あたり、60個の二重陽性(DP)T細胞を産生します
  • 簡便 間質細胞ベースの培養系では必要になる余分な継代手順を回避できます

T細胞分化のワークフロー

1. STEMdiff™ Hematopoietic-EBによる造血前駆細胞分化プロトコル

iPS細胞を回収し、単一細胞懸濁液に解離してから、EB形成培地(EB Medium A +10 μM Y-27632)をもちいてAggreWell™プレートに播種し、600細胞の凝集体を形成します。中胚葉形成後、3日目に培地をEB Medium Bに交換し、造血系統へと分化誘導します。5日目に、EBを組織培養用コーティング未処理のプレートへ移します。12日目にEBを回収して解離し、CD34+細胞をEasySep™をもちいてポジティブセレクションで濃縮します。

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2. StemSpan™によるT細胞分化プロトコル

iPS細胞由来のCD34+細胞を、StemSpan™ Lymphoid Progenitor Expansion Mediumをもちいて、StemSpan™ Lymphoid Differentiation Coating Materialでコーティングしたプレート上に播種します。14日目に、リンパ系前駆細胞の段階で細胞を採取し、CD4+CD8+二重陽性(DP)T細胞にさらに分化させるために、StemSpan™ T Cell Progenitor Maturation Mediumをもちいて、コーティング済みのプレート上に再播種します。28日目にDP T細胞を回収します。
DP T細胞は、ImmunoCultを添加した培地で7日間延長培養することで、 さらにCD8+ SP T細胞へと成熟させることが可能です(オプションプロトコル)。

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