STEMCELL Technologies AggreWell AggreWell™ HT
- 研究用
- 新製品
AggreWell™HTは、均一な細胞凝集体の形成に最適なハイスループットの96ウェルマイクロウェルプレートです。3D培養ワークフローの効率化に役立ちます。スフェロイド、胚様体(EB)どちらの形成時も、従来の超低接着プレートよりはるかに多い、ウェルあたり最大32個の凝集体を作製でき、より高い統計的検出力、ばらつきの低減、より信頼性の高い結果を実現可能です。
マイクロウェルあたりの必要細胞数がわずか50個なのでサンプルを最大限に活用でき、希少な細胞タイプや限られたサンプルでの実験に最適です。また、ロボットリキッドハンドリングシステムにも適合しており、メニスカス低減機能により明視野イメージングの品質と容易さが向上し、ワークフローの効率をさらに高められます。
注:最適なEBおよびスフェロイド形成には、Anti-Adherence Rinsing Solution(ST-07010)が必要です。
AggreWell™HTは、AggreWell™400およびAggreWell™800のフォーマットで開発されたアプリケーションに適合しており、これらワークフローの効率的なスケールアップが可能です。AggreWell™の使用方法については詳細をご覧いただくか、弊社までお問い合わせください。
製品の特長
AggreWell™HTで簡単に再現性高く、胚様体とスフェロイドをハイスループットに作製
- 900 μmのマイクロウェルを使用して1ウェルあたり32個の凝集体を形成でき、ハイスループット工程の効率化と規模拡大に最適
- 一貫した均一サイズの細胞凝集体を作製し、再現性を確保
- メニスカス低減機能により可視化を改善し、優れた明視野画像を実現
- マイクロウェルあたりわずか50細胞から、凝集体を簡単に形成
- 適合するAggreWell™フォーマット間でシームレスな移行が可能
AggreWell™HTのウェル内では、32個のマイクロウェルで個別に細胞凝集が進行
(A)AggreWell™HTのウェル断面図。32個のマイクロウェルの配列と、メニスカスを軽減する特徴的な段差を示しています。
ヒト胚性幹細胞(hESC)をマイクロウェル当たり(B)1,000個または(C)10,000個播種し、72時間後に形成された凝集体を可視化しました。