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STEMCELL Technologies HepatiCult HepatiCult™ Organoid Differentiation Medium (Human)

  • 研究用

HepatiCult™ Organoid Differentiation Medium(ST-100-0383)は、ヒト肝オルガノイドを分化させるための培地です。CYP3A4活性を含む肝機能を示す成熟オルガノイドを生成することができます。これらの肝臓オルガノイドは、2D単層、浮遊培養、ハイスループットアッセイなど、さまざまな培養プロトコルへの適合が可能です。

HepatiCult™ Organoid Kit (Human)(ST-100-0386)のコンポーネントとして含まれています。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

データ紹介

HepatiCult™ ODMによる肝オルガノイドの分化と形態変化

100-0386-Fig7.jpg

HepatiCult™ ODMに切り替えると、オルガノイドはコンパクトで緻密な形態と、しばしば肥厚した上皮を示します。同じ培養ウェルを分化過程の各時点で画像化しました。
(A)HepatiCult™ OGMでの培養2日目、(B)HepatiCult™ OGMからHepatiCult™ ODMへの切り替え直後の培養5日目、(C)培養7日目(ODM切り替え後2日)、(D)培養10日目(同5日)、(E)培養15日目(同10日)。(F)(E)でハイライトした四角の拡大図。

肝オルガノイド分化にともなう、肝成熟と一致する遺伝子発現変化

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HepatiCult™ ODMで分化した肝オルガノイドでは、幹細胞マーカー LGR5、胆管マーカー CK19、CK7、SOX9の発現が減少し、肝細胞マーカー HNF4A、ALB、CYP3A4、ASGR1の発現が増加しました。各複製は、HepatiCult™ OGMでは継代4回目の8日目、HepatiCult™ ODMでは15日目にqPCR分析した個別のドナーサンプルに由来します。TBPおよびUBCハウスキーピング遺伝子に正規化した相対遺伝子発現レベルを示しています。

分化した肝オルガノイドが示す、成熟肝細胞の機能

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HepatiCult™ ODMで分化させた肝オルガノイドの(A)アルブミン分泌、(B)CYP3A4活性、(C)総胆汁酸産生、(D)尿素産生を測定しました。肝機能は、サプライヤー推奨の培地で培養したHepG2細胞および初代ヒト肝細胞(PHH)と比較しました。アルブミン分泌はELISAキット(Abcam)で検出し、総胆汁酸および尿素産生は比色キット(Abcam)で分析し、CYP3A4活性(誘導なしのベースライン活性)はルシフェリン-IPAキット(Promega)で測定しました(平均±SD;n=3のオルガノイド株で実験2回、n=2-3のHepG2技術的複製で実験1回、およびn=3の凍結PHHドナーサンプルで実験1回)。* p < 0.05; ** p < 0.01。

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